彼女の浮気を疑う彼の依頼を受け調査を終えたサニーはその全貌を明かした。

「彼女はイケメンの男と楽しそうに愛し合ってました。」
彼女の裏切りにショックと怒りを見せる彼にサニーは聞いた。

「乗り込みますか?」
「当たり前だろ!俺という存在がありながら俺を捨てたからな!」

一行は現場に乗り込んだ。

依頼主は二人に詰め寄った。
「どういうつもりだ!?」

「あんたがギャンブルばっかやってる上に他の女に目移りするからでしょ!」
「彼女を蔑ろにするなんて最低だ!お前に恋愛する資格はない!!」

二人は依頼主の行いを非難した。サニー達も浮気の経緯を聞いて軽蔑の眼差しを送った。これにはさすがに反省しただろうと思ったら逆上してきた。

「お前だってイケメンに目移りしてただろ!」
「テレビや雑誌で見るぐらいいいでしょ!」
自分のことを棚に上げる彼に反論する彼女。すると何を思ったのか彼は突然浮気相手を殴り飛ばした。

「てめえがいるから浮気しただろ!だったらてめえを殺してあの世で償わせてやる!!」
依頼主は浮気相手にひたすら暴行を加えた。暴行を続ける依頼主をサニーとアムールで押さえつけてる間にルージュが警察に通報すると依頼主はその場で逮捕された。
そして依頼主がパトカーに乗せられようとした時彼女が口を開いた。

「私彼が出所したらまたやり直したい。」
彼女の思いに彼は驚愕した。一同が驚愕する中彼女はさらに続けた。

「こんなろくでなしでも居場所がなかったら誰が歪んだ思想を止めるのよ。たとえ何年服役しようと待ってるからね。」
あれほどのことをしても一途な彼女に彼は涙を流しながらパトカーに乗せられていった。

終わり

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